新スタッフ紹介:田中汐里③ 〜訪問マッサージで〜


こんにちは。
鍼灸あん摩マッサージ指圧師の田中です。
だいぶ涼しくなってきましたね。
今年の秋はインフルエンザが大流行だそうで、お医者様はインフルエンザとそれからコロナの患者さんの対応に追われているようですよ。
私も秋の初めにしっかり体調を崩し、今年の秋の恐ろしさを実感しました…。
みなさんもお気をつけください😱

今日も私のお話をさせていただこうと思います。
自己紹介シリーズが完結したら、またおばあちゃんの知恵袋的セルフケアの投稿に戻りますのでもう少しご辛抱を!😆

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鍼灸あん摩マッサージ指圧師の免許取得後、実はもう一つ働いていた鍼灸マッサージ院があります。
訪問鍼灸マッサージです。
ここで働いていた時にはまた違った苦しさがありました。
自転車を一日中乗り回し、患者様のお宅からお宅へ治療のため全力疾走の日々でした。自転車を乗り回す体力も必要でしたし、夏の暑さ、冬の寒さ、梅雨の時期はは本当に大変でした。

学んだ事もたくさんあります。
殆どの患者様が記憶の病気を患っており外を1人で歩けない、気持ちが元気でも体がついてこないなどのストレスを抱える高齢の方でした。
そしてそういった方の症状は重いのです。
誤解を恐れずに書けば、例えば腰痛です。
殆どの方が治らない腰痛でした。というのも鍼灸治療で良くはなります、でも痛みが徐々に戻ってきてしまうとか、痛みが0にはならないだとか症状が粘着質なんです。
主治医からも痛みを取り除きたかったら手術しかないと言われたり、でも手術を受けるためにも食事や薬、体重なんかの条件がたくさんあって現実的じゃない。
そしてさらには頼みの綱の腰の手術を受けたって良くなる確率が50%だったりする。
努力をして条件をクリアしてやっと受けた手術の後、痛みに変化がなかったり悪化した患者様もたくさんいました。
私の殆どの患者様は色んな条件に縛られてがんじがらめで苦しかっただろうと思います。
何度も自分が痛みを操る神様だったらと願いました。
当時の私は変化のゆっくりな患者様の症状に打ちひしがれる日々でした。
そんな中でも鍼灸治療を続ける意味はあるようで治療を定期的に受けてると2ヶ月後、3ヶ月後にだんだんと患者様の痛みが減ってきたり、患者様がお喋りになったりとどんどん性格がポジティブに変わってきたりする。

訪問鍼灸の治療を通して学んだことは忍耐力です。
残念ながらお年を召した方の治癒力や回復力は若い方には及びません。ですが痛みやお悩みをそのまま放置していいはずがないのです。そして鍼灸治療を続けることでゆっくりとですが効果が出てきます。
この事から焦らずに患者様の症状に根気強く向き合う事の大切さを学びました。


あなたのご家族や大切な方が辛い症状でお悩みでしたら、ぜひ一度ご来院ください。
その症状を改善する方法が大塚ひりゅう鍼灸院にはございます。

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